リリカルなのは。といいつつはやてがメイン。
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2008.02.20.Wed プレゼント最終作品

早かった・・・・。
こんなに更新したのは久しぶりだったのに。
さて、こんな私も実はお給料日でしたの☆
なので昨日は飲んで●万近く使ってしまった。
いけない。
こんな大人なんて嫌いだ。


赤い悪魔め。
アレ2本も空けちゃいけない。
わたくし、お酒がね、
ちょいと好きなんです。
「がんばってるもんなっ! なっっ?」
って。自分を励ましちゃいかんのです。


さあて。
最後の頂いた作品です。
フェイなの。ご覧下さい。
ブルークォーツさま本当に有難うございました。
                     tebiti






『機動六課隊長たちの秘密の朝』



「フェイトちゃん」
 
 私の耳元で最愛の人の声が聞こえる。

「ほら、朝だよ。起きて」

 軽く体を揺すられて目を覚ます。
 目の前には私の愛しい姫君の顔。

「あ、起き……んぅ!?」

 なのはの唇をそのまま起きざまに自分の唇で奪い取った。
 ちゅっと湿った音を立てて唇が離れる。

「おはようなのは」
「もう、ずるいよフェイトちゃん」

 頬を赤く染めながらなのはは私に抗議する。
 その姿がかわいくて私はもう一度キスする為に顔を近づける。

「ダメだよフェイトちゃん。遅刻しちゃうよ」

 しかし今度は唇に指を当てられ止められてしまった。
 仕方なく着替え始めた私から離れると、なのははキッチンへと入っていった。
 私がスカートを穿き、ブラウスを着たところでコーヒーカップを二つ持って
 戻ってきた。
 私の為に用意していたのであろうそれを私に差し出す。

「ありがとう、なのは」

 礼を言いながら受け取る。
 温かく湯気を立てる黒い液体を一口飲む。
 コーヒー特有の香りと苦味が口の中に広がる。
 うん、おいしい。

「どう、ちゃんと目は覚めた?」
「うん、おは…んんぅ!?」

 今度はなのはから唇を奪われた。
 くちゅっと音を立ててなのはの舌が口内に侵入してくる。
 私はそれを受け入れ、互いに舌を絡ませる。
 やがて唇を離すと、互いに繋がった唾液が糸を引き途中でぷつりと千切れた。
 自分の頬が紅潮しているのがいやでも分かってしまう。
 それに加えて素肌に大き目のワイシャツを着ただけのなのはの姿に惹かれ、
 その腰に手を伸ばす。
 しかし、なのははその手をするりとかわすと私に向き直る。

「さっきのおかえしだよ」

 不満そうな顔でもしていたのだろう、私の顔を見ながら悪戯っぽく笑うなのは。
 だが、続きは今夜ね、と囁いたのを私は聞き逃さなかった。
 今から夜が楽しみだ。

「さ、早く着替えていこう」
「そうだね」

 そうして着替えを済ませると私たちは部屋を出た。


 これが私たち二人の朝の秘密の風景。
 こうして私たちの機動六課の日々が始まる。

<おしまい>


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Comment











 更新お疲れ様です。
 こんな短すぎるSSばかりで申し訳ない限りです。
 それと読んで下さった方いらっしゃったらホント感謝感謝です。
 この場を借りて読んで下さった方々にお礼申し上げます。
 ありがとうございます!
From. ブルークォーツ 2008/02/21 23:23

こちらこそ楽しい1週間でした!
本当読みやすいに加えて引き込まれてしまう
素敵な作品ばかりでした。
たくさんのSSかなり嬉しかったです。
それからこのプレゼント祭りしてから
ひそかにアクセス数多かったんですよ。
やった甲斐がかなりありました。
これからもふらりと遊びに来てやってください。
From. tebiti 2008/02/24 00:46

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