リリカルなのは。といいつつはやてがメイン。
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2007.10.09.Tue ステキすぎる頂き物。

お久しぶりです。tebitiです。
多忙につき脂肪。
うん。間違ってはないんだよ。
メタボ怖い(ガタガタガタ・・・
私=忙しくない。
うん。
大丈夫。
やっつけちゃえばなんちゃない。


あとね今日は9月に頂いたssを公開。
やっぱり頂き物。
私本人が十分味わいたかったので遅くなりました。
ゴメンナサイ。
言わずとも皆さんご存知であろう稀凛さんからです。
チャキチャキの元気っ子。
相互記念の作品は癒されます。
やっぱりほんわかした時間とか、心遣いとか、ゆっくりの時間とか
そんなのに私ツボです。
とにかく拝見して欲しいです。

おっとその前にありがたいコメントのせてからです。
<拍手のお返事です。>

>稀凛さん
「ライフカード(以下略・・・」あれはかなり追い詰められた感ありました!
んでもってまだまだお仕事はやっつけられてません・゚・(ノД`)・゚・。
稀凛さんはよく「いってらっしゃい」と「お帰りなさい」とメッセージ頂くので
もうー戦士にとって温まりますよー。

>維ねえさん
なのフェスいきたかったぁ。
でもきっとヘタレなんでそれどころじゃないです私。
本当小心者だから手とか声とか震えちゃうw

>裏とは拍手だったのですねー^^堪能させていただきました!感謝!
この前のコメント頂いたかたですよね?
しょうもないので本当にごめんなさい(土下座。
でもでもありがとうございました。

ちなみに。
サンクリはもう手が震えていたとだけ。






 ―Healing―



「はぁ〜・・・」

今日の仕事も疲れた。上のお偉いさんや、頭の固い人らはほんま面倒や・・・・

私が闇の書関連、と言うか、元凶なのを理由に色々突付いてくれる。それを持ち
出されると何も言えんようになる。
せやけど、私が頑張らな・・・六課のみんなに迷惑かけてまう。
私がなんとかうまく立ち回れれば・・・・
そう思ってると、不意に部屋の扉が開いた。

「お疲れ様、はやて」
「あっ・・・・フェイトちゃん」

そこにはフェイトちゃんが立っていた。何でこんな遅くに隊社にいるんだろう?

「はい、これホットミルク。温まるよ?」
「おおきになぁ」

そう思案しているとフェイトちゃんが湯気の立っているホットミルクを差し出し
てくれた。
それを私は素直に受け取り静かに飲む。・・・色々聞きたいこともあるけど、今
何か言うんは野暮ってもんや。
私がミルクを飲みながらそう思っていると、後ろからフェイトちゃんに抱きしめ
られた。

「・・・フェイトちゃん?どうしたん?」
「ん〜、なんとなく」

私はそんなフェイトちゃんにクスクス笑ってそのままじっとしていた。・・・フ
ェイトちゃんの温もりがすごく心地良い。
ホットミルクの温かさ、フェイトちゃんの気遣い、今感じるフェイトちゃんの温
もりに私は胸がいっぱいになってきた。

「・・・はやては温かいね」
「ふふっ、そうか?フェイトちゃんかて温かいよ」

私は持っていたマグカップを机に置き、お腹に回されてるフェイトちゃんの腕に
手を添えた。
そうしてしばらくまどろんでいるとフェイトちゃんが小声でこう言った。

「今日は一緒に寝てもいい?」

私はその言葉に驚いた。

「・・・なのはちゃんはええの?部屋で待っとるんやないん?」
「え?」

私は思ったことをすぐに口に出してから、しまった・・・と思った。
もうここまで言ってしまったんだからもういっそのこと言ってしまおうと思い、

「私はフェイトちゃんが好きや。けど、フェイトちゃんは・・・・」

そう言うと途中でフェイトちゃんに遮られた。

「あははっ、はやて。何言ってるの?確かになのはも大事だけど、私が一番大事
に想ってるのははやてなんだよ」

そう言ってフェイトちゃんは一旦体を離して私と向き合う形にした。そして耳元
に寄ってきて、

「それにはやてが私を好きって事も知ってた。自惚れかと思ってたけどね」

フェイトちゃんはそう囁いてから耳に、ちゅっ、と音を立てて口付けた。
私はあまりの嬉しさに涙を流したけどフェイトちゃんに抱きつき、抱きしめられ
て。その全てをフェイトちゃんに受け止めてもらった。
しばらくの間泣いていた私の背を優しく、ぽんぽん、と叩いてくれてたフェイト
ちゃんが沈黙を破った。

「それに、はやては部隊長だからって何でも一人で抱え込みすぎなんだよ。もっ
と、私達に・・・ううん。私に頼って良いんだよ?」

フェイトちゃんはちょっと拗ねたような口調でそう言って。そんなフェイトちゃ
んが可愛くて思わず笑ってしまった。

「ふふっ・・・・せやな。じゃあ甘えさせてもらってえぇ?」
「うん!何でも言って」

と、フェイトちゃんがどこか子供っぽい、無邪気な笑顔で嬉しそうに答えてくれ
た。
そんなフェイトちゃんを愛おしく想いながら私はこうお願いした。

「えっとな?・・・・膝枕して欲しい」



 ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇



「えっとな?・・・・膝枕して欲しい」

はやては顔を真っ赤にして俯き加減でそう言った。・・・うっ、上目遣いはやめ
てっ!
私は押し倒したい自分をなんとか押さえ込んで、

「お安い御用だよっ!」

そう言ってはやての手を取り、近くのソファーへ歩いていった。
ソファーに座った私は、未だ立ったまま躊躇してるはやてに、

「ほら、ど〜ぞ?」

自分の膝をポンポン叩いてはやてにそう微笑みかけた。
はやてが本当に甘えてくれるとは思わなくて私は本当に嬉しかったから。なんだ
かうきうきしてる。
ニコニコしてる自分を自覚しながらはやての反応を待つ。すると、

「えっと、じゃあお邪魔します」

そう言って一旦私に背を向けてソファーに座ったはやてはゆっくり私の膝に頭を
おろす。
膝に感じるはやての重みが、はやての温もり全てが心地良い。

「どうかな?はやて」

私ははやての頭を撫でながらそう聞いてみた。

「・・・うん、すごい心地えぇよ」

少しの間を空けてからはやてはそう答えた。・・・疲れてるし、やっぱり眠いの
かな?

「はやて?もし何だったらそのまま寝ても良いよ?」
「・・・ん〜、でもそれやとフェイトちゃんに迷惑かけてまう」

また間を空けてはやてはそう答えるけど、

「もうっ、だからはやてはもっと迷惑かけるくらいが丁度良いんだってば」
「あぅっ」

私はそう言ってはやての額を突付く。額をさすりながらはやては私を見上げて、

「じゃあ・・・お言葉に甘えて寝させてもらおうかな」

と、眠そうな瞳で微笑みかけてくれた。

「うんっ!私も眠くなったらはやての部屋に行くから。もちろん、はやてをお姫
様抱っこしてね?」

私は悪戯っぽく笑いながらそう言い、こっちを見上げてるはやての唇に口付けた

すると、一気にはやての顔が真っ赤になる。・・・ふふっ、かわいいなぁ。
あうあう、と口をぱくぱくしてるはやてが可愛くてしばらく見つめてると首に腕
が回るのを感じた。と、同時に、

 ちゅっ

少し体を起こしたはやてに口付けられた。そう気付いた私はさっきのはやてに負
けないくらい自分の顔が真っ赤になるのを感じる。

「へへっ、これでお相子やで?フェイトちゃん」

悪戯が成功して嬉しそうな子供みたいな笑みを浮かべてはやては再び私の膝に納
まる。

「したら、ちょっと寝る・・・な?部屋に戻る時・・・は起こしてくれても、構
わへん・・・から」

はやてはそう、途切れ途切れに言って、規則正しい寝息を立てだした。
私はそんなはやての頭を撫でたまま寝顔を見つめて。

「これからはいつでもこうしてあげるよ。だから今はゆっくりと休んで。愛しい
はやて」

眠っている彼女にそう告げ、私は口付けを落とした。



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